SEEK系のコマンドの実行が完了すると、割り込みでCPUに知らせてくる。CPUはExecution-Phaseでないときに割り込みを受け取ったら、速やかにSENSE INT STATUSで応じなければならない。これでST0をチェックして、状態遷移割り込みなのか、それともSEEK系の終了割り込みなのかを判断する。
結局、SEEK系のコマンドは、SEEK終了を知らせる割り込みにCPUがSENSE INT STATUSで応じてST0とPCNをリードしおわった時点で、コマンドの実行が完了する(=やっとこのドライブ対して次のコマンドが発行可能になる)。
bit6 (Data Input/Output):このビットはbit7(Request for Master)が1のときのみ有効。bit7が1のとき、このビットが0ならFDCはCPUによってデータレジスタに書き込まれるのを待っている、このビットが1ならFDCはCPUによってデータレジスタを読み取ってもらうのを待っている。
bit7 (Request for Master):1のとき、FDCはCPUがデータレジスタにアクセスするのを待っている。データレジスタの準備ができているともいえる。