ここにある情報は古いです。PCSX2 の最新版から新形式のBIOSイメージが必要になり、そのイメージサイズの問題からps2link経由の吸い出しが推奨されます。
SCPH-50000(v10)以降で動作させるには、CDRブートや擬似メモリーカードブート等ができる環境が既にある必要があります。ここでは解説しません。
PlayStation2 (SCPH-30000あたり) 1台 SONY純正メモリーカード 8MB 1枚 メモリージャグラーUSB 1台 純正PlayStation1規格CD-ROMソフト 1枚
メモリージャグラーUSBハードウェア用ドライバー titleman.zip PSU File Manager 日本語ランチャーメニュー LbFn.ELF PS2SaveBuilder バイナリエディタ
純正のドライバはインストールしません。削除してください(インストール用のフロッピー自体必要ありません)。
先にドライバを以下からダウンロードしてください。
http://www.hkems.com/download.htm でPS2:のすぐ下のENTERをクリック
"PS2 USB memory adaptor"用ならどれでも良いのかと思われます。
betaではなく、3Dアイコン表示も可能な"PS2 USB.zip V2.0"(PS2PSD2.exe)を使い説明していきます。
ダウンロードしたら、自己展開形式なのでそのまま実行して展開するかwinzipやwinrarなどのzip形式が扱えるアーカイバで展開しておいてください。
SONY純正メモリーカードPS2(以下メモリーカード)をメモリージャグラーUSBに挿し、PlayStation2本体にメモリージャグラーUSBを挿して、USBケーブルをつないでください。
WindowsがメモリージャグラーUSBを認識するとドライバインストールするダイアログが表示されるので、指定する(ネットに接続しない)→直接指定(すべてを表示する)→ディスク使用→で先ほどの展開先のフォルダを指定します。
PlayStation2を起動させ、ブラウザ画面にしたままにする。
PCとメモリーカードを接続したメモリージャグラーUSBをUSBケーブルでつなぎ、ドライバに添付されているアプリ(例では"adpPrj.exe")を起動させます。
ウィンドウが出て来るので、scanを押すとメモリカードが出てきます。そのままnextを押します。
セーブデータをカーソルキーで選んでnextを押します。
サイズやcode: を確認してbackupを押します。そしたら適当なファイル名で保存してください(仮に"BIDATA.psu"とします)。
完了すると、この画面が出てきます。
無事にBIDATA-SYSTEMファイルを読み込めたら次の処理です。
※失敗した場合はUSBケーブルを抜き、アプリのEXITボタンで終了してください。また、このアプリは正常/異常終了にかかわらずしばらくタスクが残る用です(残っていても問題無いみたい)。
コマンドプロンプトを起動してtitleman.exeを実行します。
titleman.zipはこちら(→ttp://atnek-2121.hp.infoseek.co.jp/TITLEMAN/ )にあるようです。
まず-cで"TITLE.DB"を新規作成し、-a 純正PlayStation1規格CD-ROMのソフト番号で追加します。
たとえばSLPS 02663の場合は、以下のようにします(厳密にはsystem.cnf中のboot:のファイル名の様です)。
D:\PS2\saver>titleman -c titleman TITLE.DB manager - version 0.1 (中略) D:\ps2>titleman -a SLPS_066.63 titleman TITLE.DB manager - version 0.1 (中略) Adding 'SLPS_026.63' to TITLE.DB... done.
今回は日本語対応ランチャーとしてLbFn.ELFを使用します。
こちら(→http://www.geocities.jp/nika_towns/)から最新版バイナリをダウンロードしてください。
PSU File Managerはこちら(→ttp://csx.jp/~studiokazama/ )からダウンロードしてください。
PSU File ManagerとLbFnを展開し、LbFnc.ELFをBOOT.ELFへリネームしておいてください。
そしてPSU File Managerでシステム設定ファイルに追加します。以下のコマンドを実行してください。
psu a BIDATA.psu TITLE.DB BOOT.ELF
システム設定ファイル("BIDATA.psu")のファイルサイズが大きくなるのを確認して次へ。
PlayStation2のブラウザでの扱いが"壊れたファイル"になり、メモリージャグラーUSBでも扱えないメモリーカードになってしまうのを防ぎます。
PS2SaveBuilderをこちら(→ttp://atnek-2121.hp.infoseek.co.jp/Main.htm →MAXを使用して…をクリック)からダウンロードしてきてください。
と、思ったけど説明するのが面倒になったので、後回し(爆)。
ということで、↓こちらをダウンロードしてBIDATA-SYSTEMと一緒に転送してください。PlayStation2でBIOSを吸い出す際の保存先になります。
(以下を省略)
(以上を省略)
PlayStation2を起動させ、ブラウザ画面にしたままにする。
PCとメモリーカードを接続したメモリージャグラーUSBをUSBケーブルでつなぎ、ドライバに添付されているアプリ(例では"adpPrj.exe")を起動させます。
メモリーカードを選択した後、downloadボタンを押して、改造したBIDATA-SYSTEM("BIDATA.psu")を選択して下さい。
PlayStation2側であなたのシステム設定ファイルを削除していない場合、上書きを確認するダイアログが表示されます。はいを選択してください。
もう一回downloadボタンを押して、今度は上記でダウンロードしたpsuファイルを転送してください。
転送終了したらEXITを押して終了し、次へ。
ここで設定した純正PlayStation1規格CD-ROMを起動させてみましょう。一瞬白くなって以下のような雰囲気の画面が出現したら成功です。
まず画面が味気ないですが、日本語表示に設定しましょう。
SELECTを押してMISCで○ボタン、LANGUAGEで○ボタンです。適度に他の設定も弄ったりするのもいいでしょう。設定が終わったら、△ボタンか..で戻って保存して戻ってください。
FileBrowserを選択し、mc0:/、bios/、を選択しましょう。
赤い表示のあるmain.elfを○ボタンで実行させることができます。
このような画面になったら終了です。電源をリセットなりしてください。
PlayStation2のブラウザでも確認できるくらい大きな(4MB増える)ファイルになります。
こんな感じになりますので、後はメモリージャグラーUSBを使用して(最初のように)メモリーカードから"bios.bin"を吸い出してください。
PS2SaveBuilderでそのpsuファイルを開いてb.binを右クリック→extactを選択すると取り出せます。
USBメモリが使える場合はR1ボタンでメニューを出しコピーまたは切り取りを選択し、△ボタンで戻ってmass/を選択してメニューから貼り付けを選ぶとUSBメモリ等にコピーすることができます。
ネットワークが使える場合はLbFn起動直後(セレクトボタンで戻れる)の画面で→ボタンを押してPS2Ftpdを選択するとPCからftpソフトが使えます
(ftpソフトとの相性問題が厳しいようです。もし実際にftpソフトを使うならLbFn配布ページで推奨されているftpソフトを使うことをオススメしておきます)。
が、これらに吸い出したBIOSをコピーするくらいなら直接BIOSをUSBメモリやネットワークに書き出すアプリを探した方が良いと思われます。実際メモリーカードだと拡張ROMとか書き出せないし。
※現在メモリージャグラーUSBは入手困難なようです。
LbF v0.62以降では720p(1280x720)出力に対応しています。以下作者様のコメント。
2007/9/9 (中略) D端子ケーブルでテレビとPS2をD4接続しているとき 720pで出力すると解像度が1280*720でフルスクリーン表示します くっきり表示されるので、かなりきれいです 720pのときは16bitカラーなので、色がちょっと変になる (略)
作者様の720pの画面を元にそのままのサイズで貼ってみる(画像をクリックで拡大/原寸表示※)
※ブラウザや設定に依存します。場合によってはウィンドウサイズに縮小される場合があります。
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